2020年大学入試が激変する|センター試験がなくなる! どう変わる?

実験している女子高生

現在の中学2年生が高校生になったとき、新しい入試制度の影響を受けることになります。
現在の中学3年生にとっては現行の入試制度による選抜を受ける最後の子どもたちになるわけです。もしも一浪してしまうと入試制度が変わってしまうためにその対策を行ってきた下級生に比べて不利を受けてしまうことは明らかです(いかなる遊びでもスポーツでもルールを知らなければ勝利することは不可能ということです)。

2020年に大学入試センター試験が廃止されます。
これに代わり、「大学入学共通テスト」が行われるようになります。
センター試験は一発勝負でしたが、大学入学共通テストは複数回受けることができ、ひとり一人の学習習熟度を測るものなので1点刻みの評価ではなく段階別の評価に変わります。大学入試センター試験の前身であった共通一次試験による「足切り」が思い起こされます(塾長の時代は、5教科7科目でした)。

大学入試センター試験は、大学入学希望者が高等学校段階における基礎的な学習の達成度を判定し、大学教育を受けるために必要な能力について把握することが目的です。各教科・科目の特質に応じて知識・技能を十分にもっているかの評価を行いながら、思考力・判断力・表現力を中心に評価されます。
よって、マークシート式は見直され、記述式の問題が中心になります。

数学のテスト範囲は数学Ⅰの内容ですが、図表やグラフ・文章などを用いて考えたことを数式などで表したり、問題解決の方略などを正しく書き表したりする力などを評価されます。特に、「数学を活用した問題解決に向けて、構想・見通しを立てること」に関わる能力の評価が重視されます。

英語のテストは、英語教育の抜本改革をふまえ、「読む」「聞く」「書く」「話す」の4技能を評価されます。使える英語が身についているかが評価されるわけです。

一方で、早い段階で志望校を受験するに十分な結果を得ることができれば、それだけ早くその志望校に沿った入試対策に取りかかることができるようになります。

今後、プレテスト等を通じて多少の変更はあるかもしれませんが、大枠は定まったとみて良いでしょう。
バブル経済も終わり、みんなが幸福感を感じていた時代も終わりました。人それぞれの価値観が多様化し、グローバル社会では世界中の様々な文化をもった人たちとの合意や折り合いも必要です。つまり、万人にとっての正解はなくなっているのです。
子どもたちに求められるのは「最適解」を導き出す力です。

受験の直前でがんばればなんとかなる付け焼き刃の勉強では太刀打ちできない入試がもうはじまっているのです。

(参考)文部科学省|高大接続改革の実施方針等の策定について(平成29年7月13日)

小学生のうちから高校受験・大学受験のために今からしてあげられることをいっしょに考えませんか。

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笹原 誠
塾長笹原塾/セルモ東所沢柳瀬教室
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